0歳児は人生の中でも著しく成長していく時期ですよね
0歳と言っても月齢によって動作が全く違うなぁと、わが家の息子の0歳の時期を振り返っても感じます
そんな0歳児は月齢別に見ると、どんな玩具に興味を持つのか気になるところです
そこで、月齢別に成長過程を見ていきながら、0歳児におすすめの玩具12選をご紹介します!
今回は実際にわが家で遊んでいた玩具をもとに、レビューも含めて紹介しています
これから生まれてくるわが子へ、0歳のわが子へ、孫に買いたい…など
玩具選びでお悩みの方、ぜひ参考にしてみてください!
※成長には個人差があるので、月齢別はあくまで目安になります
0歳児の月齢別成長の様子
0歳の間の1年間は本当にあっという間で、1ヶ月の間だけでもすごいスピードで成長していきます
そんな0歳児はどのように成長していくのか
0歳の1年間を4つに区切って、まずは成長の様子を詳しく見ていきましょう
生後0〜3ヶ月の様子
生後0ヶ月(新生児)
1日平均16〜20時間寝ていると言われるこの時期は、寝ていることがほとんどです
まだ昼夜の認識もなく、だいたい3時間おきに与える母乳やミルクの時、おむつ替えの時に起きる程度です
視力は生まれたばかりで0.01程度と言われていてまだほとんど見えず、色もグレー・黒・白がぼんやりと見えるくらいです
手足のことも認識していなくて、自分の意思では動かせいため、自分で玩具を掴んだりすることもありません
そのためこの時期は、玩具で遊ぶことはないに等しいです
生後1ヶ月
1日の睡眠時間は14〜17時間で、まだまだ寝ていることの方が多いです
視力は0.05程度で、グレー・黒・白がはっきりと見えるようになります
また、首を左右に動かしたり、少しずつ物を認識するようになります
そのため、人の顔や玩具など、近くに見えるものに反応してその方向を一生懸命向いたりします(息子も近くのものをじーっとみていました)
手足をばたつかせることがありますが、まだ自分の意思では動かせないようです
生後2ヶ月
1日の睡眠時間は1ヶ月の時と同じくらいです
動くものを目で追いかけられるようになります
手足もしっかりと動かせるようになり、少しずつ自分の意思で動かせるようになっていきます(息子も、小さいながらにかなり激しくばたつかせていました)
生後3ヶ月
1日の睡眠時間は14〜15時間くらいです
はっきりとした色(ビビッドカラー)を認識できるようになります
玩具を手に近づけると、ギュッと握れるようになってきます
また、近くに見えるものをしっかり見て、一生懸命触れようとします
さらに、うつ伏せにすると首を持ち上げられるようになります
生後4〜6ヶ月の様子
生後4ヶ月
お昼寝は1日2回ほどになります
首が座り始めて安定してきます
玩具を自分の意思で握れるようになって、なんでも掴もうとします
なんでもお口まで運んできて、ものを確かめたりします
生後5ヶ月
寝返りがうてるようになります
また、ずり這いができるようになり、自分で前に進めるようになります
歯が生えてくると、歯茎が痒く感じるようでお口に手を入れたり、玩具などをかみかみしたりします
生後6ヶ月
腰が安定してきて自分で座れるようになります
うつ伏せの姿勢で自分の身体を持ち上げられるようになります
ずり這いから徐々にはいはいの体制へと近づきます
生後7〜9ヶ月の様子
生後7ヶ月
ずり這いを卒業し、はいはい、おすわりがしっかりできるようになります
早い子ではつかまり立ちができるようになります(息子もつかまり立ちが早くて、親がついていけていませんでした)
音に敏感に反応を示したり、指先をうまく使えるようになり、ボタンを押すなどの細かい作業が徐々にできるようになります
生後8ヶ月
この頃の睡眠時間は、日中は午前午後のお昼寝2回を合わせて9〜12時間になります
はいはいでどこにでもいき、どこでもつかまり立ちをし、伝い歩きもするようになります
だんだんと動きが活発になり、それらの動作がスムーズにできるようになっていきます
動き回れるようになると視界に入る幅が広がるので、身の回りのものにより興味を持って触れたりします
生後9ヶ月
高スピードではいはいができるようになります
おすわりの姿勢で遊ぶことが増えます
自力で立てるようになります(息子も自力で15秒くらい立てるようになりました)
ティッシュを引っ張ったり、ビリビリと破ったり、より細かい作業ができるようになります
お口に入る大きさのものはなんでも食べようとします(ティッシュ・段ボールなど)
音に敏感な子は特に音に反応して、音楽が聞こえるとその音に合わせて身体を左右に揺れたりします
生後10〜12ヶ月の様子
生後10ヶ月
はいどうぞ〜と持っているものを目の前の人に渡せるようになります
つかまり立ちの体制で遊んだりします(息子もしばしばありました)
ものがいきなり出てきたり消えたりする動作が分かるようになるので、いないいないばあを理解し始めます
生後11ヶ月
バンザイ・拍手・ハイタッチ・バイバイができるようになります
基本はいはいで移動し、歩ける子は少しずつ歩数が増えます(息子も自力で10歩ほど歩けるようになりました)
動きが活発な子は、つかまり立ちをしてそこからよじ登ったりします
ものが落ちるという様子が面白いことに気づく子は、テーブルの上にあるものや本棚にある本や書類など、なんでも下に落とします(このいわゆる “ポイポイブーム” 息子は長らくハマってしまい、見守る側は大変でした^^;)
生後12ヶ月(1歳0ヶ月)
よちよちと自力で長く歩けるようになります(息子はこの頃には20歩以上歩いていました)
行動範囲が広がって、興味のあるところへまっしぐらに進んでいきます
この頃から言葉の意味を理解し始めます
また、身近で簡単な言葉を話し始める子もいます
0歳児おすすめ玩具
月齢別でみてきた成長の様子からも分かるように、少しずつできることが増えていく赤ちゃん
できることが増えていくに連れ、玩具で様々な遊びをするようになります
そんな0歳児の各時期にあったおすすめの玩具を、こちらでも月齢別に見ていきましょう
おすすめの玩具|0〜3ヶ月ごろ
オーボール
0ヶ月から遊ぶことができるオーボールは、世界的にも有名で人気な玩具の一つです
プラスチック素材で柔らかく、全体は丸みのある形で網目状に穴があいているので、どこからでも掴みやすい形状となっています
当たっても痛くない作りなので万が一赤ちゃんに当たったとしても比較的安全です
最初の頃は、赤ちゃんの顔に近づけて動かしてみたり、手を伸ばしてきたら渡してあげたりとコミュニケーションをとりながら遊ぶこともできます
玩具を握れるようになる生後3ヶ月頃には、掴んで遊ぶ姿も見られるようになります
ラトル
音のなるものに反応しますので、ラトルもおすすめです
赤ちゃんの手に持たせてみたらそれをギュッと握って手を動かすたびに音がなるのを楽しめます
ラトルは素材が3種類ほどあり、布製のラトルは生地が柔らかくて握りやすい、プラスチック製や木製はお手入れがしやすい…と特徴も様々です
わが家には布製・プラスチック製があり、布製のラトルは生後3ヶ月を過ぎたあたりに握れるようになりました
プラスチック製の方は持ち手が小さく太めだったということもあって、もう少し大きくなってから握れるようになりました
1歳になった今でもたまに遊んでいるところを見かけます
ベビージム
寝転がって遊ぶことができ、仰向けで過ごすことがほとんどなこの頃にぴったりです
眺めるのもよし、触れてみるのもよし◎
お座りやたっちができるようになってからも遊べる仕様になっている商品が多いので、ながーく使用できます
息子は3ヶ月の頃は仰向けの体制で、ベビージムに付いている玩具を眺めていたり触れようとしたりしていました
お座りやつかまり立ちの時期も活躍し、1歳になった今でもたっちの体制で遊んでいます
おすすめの玩具|4〜6ヶ月ごろ
歯固め玩具
個人差がありますが、この頃になると歯が生えてきます
歯が生えてくる頃は歯茎に違和感があったり、ムズムズと歯痒く感じたりします
そんな時期にぴったりなのが歯固め玩具です
かみかみすることがメインの玩具なら、お口に入れても大丈夫なものなので安心して使用できます
歯固めもシリコン製・木製など、様々な素材があり、円形・棒状・フルーツ型など、形状も様々出ています
わが家はお米が原材料の円形の歯固めを使用していました
歯が生え始めるとやはりムズムズと歯痒かったようで、よくかみかみしていました
音のなるぬいぐるみ
ぬいぐるみは安全基準を満たしていて、握りやすいタイプのものがこの時期はおすすめです
動物・キャラクターものなどラトルに分類されるものもあります
中に鈴が入っているものは揺らすたびに音が鳴るので赤ちゃんの反応も良いです
押すとぷぅーっとなるぬいぐるみや、メロディーが流れるぬいぐるみなども、あやすこともできるのでおすすめです
わが家は動物とキャラクターものの2つがあり、1つは鈴入りでもうひとつはおなかの部分を押すとぷぅーとなるタイプの玩具でした
どちらもこの時期から握って音が鳴るのを楽しんでいました
布絵本
布絵本は柔らかい素材でできていて、仕掛けがたくさんあります
ミラーがついていたり、舐めたりかみかみできるものが含まれていたりします
キャラクターもの、ストーリーのあるもの、数字が含まれるものなど種類も豊富です
ストラップ付きのものはベビーシートやベビーカーなどにつけられるので、出先でも手軽に遊ぶことができます
息子はミラーのページとかシャカシャカと音の鳴るページがお気に入りでした
おすすめの玩具|7〜9ヶ月ごろ
玩具のリモコン
徐々に指先が使えるようになり、ボタンが押せるようになってきたりと、少し細かい作業ができるようになります
また、普段の生活で大人が使っているものに興味を持ち始めるようになります
息子もこの頃から、テレビやエアコンのリモコンに興味津々でした
玩具のリモコンは、本物に近いデザインのものやキャラクターものなどがあります
ボタンを押すと音が鳴ったり、言葉をしゃべったり、光ったりと機能も様々です
わが家の玩具のリモコンもそれらの機能が入ったタイプで、1歳になった今でも活躍しています
やみつきボックス
1つの箱のあらゆる箇所にたくさんの仕掛けがついているやみつきボックス
仕掛けは20個以上ついているものが多いようです
最初の頃はボタンなどを押してみて音や光を楽しむのがメインで、言葉や物の使い方を理解するようになってからは意味のある遊び方をするようになるので長く使用できる知育玩具です
息子はボタンを押すところから始まり、ハンドルやドアノブをひねってみたりと指先の細かい動作も少しずつできるようになりました
1歳の今では、このボタンを押したら音楽が鳴るから押して踊り始めたり、電話の受話器はもしもし〜と聞こえたら耳にあてたりと遊び方が変化していて、学習しているのだと実感しています
楽器の玩具
楽器にも様々ありますが、この時期は叩く・振る・押すの動作ができる楽器がおすすめです
具体的には、太鼓・マラカス・ピアノなどです
太鼓は手を使って叩き、マラカスは振ってシャカシャカと鳴らし、ピアノはボタンを押す感覚で楽しめます
吹けるようになったらラッパなどの吹奏楽器の玩具も良いですね
わが家は振ると音がなるマラカス、吹くと音がなるラッパが組み合わさった玩具で、どちらも夢中になって遊んでいました
最初の頃はマラカスで遊んでいて、生後8ヶ月ごろにラッパが吹けるようになり、1歳の今でもよく吹いて遊んでいます
おすすめの玩具|10〜12ヶ月ごろ
くるくるチャイム
ロングセラーである知育玩具、くもん出版のくるくるチャイム
ボールをてっぺんにある穴に入れて、螺旋状に転がっていき、最後にボールがベルに当たるようになっていてチリンと音がなる仕組みになっています
最初は上手くボールを入れられなくても、何度も繰り返してスムーズにできるようになっていきます
なので徐々に手先の器用さが身につきます
ボールを入れた後に転がっていくのを不思議そうに目で追いかけて見ますので、追視の力もつきます
また、赤ちゃんは比較的明るくてはっきりと見える色の玩具に興味を持つのですが、それを満たしている玩具でもあります
これらの理由から食いつきが良いのもあり、集中力も鍛えられます
今では時間をかけずにエンドレスでボールを入れて遊ベるようになり、しばらく集中して遊んでくれます
積み木
積み木は大きめで掴みやすいサイズのものや、柔らかい素材のものがおすすめです
この時期は積み上げていくということはほぼなくて、積んだものを崩したり、掴んでいろんな面を見たり、どうぞ〜と渡してきたり、投げたりといった遊びをします
なので、色や絵柄が付いているものや振ると音がなるもの、投げても安全なものなどが良いでしょう
わが家には対象年齢10ヶ月〜のカラフルな絵柄のついた木製の積み木があり、振ると音が鳴ったり、仕掛けがついていて、しばらくは積む以外のことで楽しんでいました
1歳を過ぎてからは段々と積むことを学習していき、今では立ち上がって積めるまでになりました
手押し車
つかまり立ちや伝い歩きができるようになってくるとおすすめなのが手押し車
手押し車は体幹が鍛えられたり、歩行のサポートになったりします
また、押して楽しむだけでなく、仕掛けが付いているものや乗用玩具として遊べたりできるものなど多機能付きの手押し車もあります
木製もしくはプラスチック素材のものが主に販売されています
わが家はプラスチック製で多機能付きの車型のものがあり、遊び方を理解し始めてからよく使っていました
自力で歩けるようになってからも押すだけでなく、車のシート部分に自ら乗って進んだり、いろんな仕掛けで遊んだりしています
まとめ
今回は0歳児におすすめの玩具12選について
わが家の息子が実際に使ってみてのレビューも含めて紹介しました
上記の玩具を実際に使用してみての、玩具選びのポイントとしては
また、玩具の色や素材について、赤ちゃん目線で選ぶとしたら
しかし、インテリアに馴染むものやお手入れがしやすいものが良かったりと
管理する側の大人目線での好みやこだわりも考慮すると選び方も変わっていきます
プレゼントで購入を考えている方でお悩みの方は
事前に色や素材の好みやこだわりを聞いておくと良いでしょう
以上、0歳児おすすめ玩具12選の紹介でした
0歳〜1歳になるまでのお子様の成長に合わせた玩具選びに
少しでも参考になれば幸いです*